ナビガトリア1巻の感想

ナビガトリアとは北極星のこと。

「オレは北極星みたいなもんだわ。ばあを見送って梢や実を見送って オレだけそこから動けん」

主人公の昭(あき)は両親が他界してから親代わりとなって妹と弟を育て、夢も忘れ、結婚もせず島根の片田舎で暮らしていた。

そんな昭に惹かれていく都会の生活に疲れ癒やしを求め島根に旅行に来たヒロインこより。

物語の設定としてはなかなか魅力的で十分ドラマ化できそうなタイトルだと思いました。島根というところが何かいい。出雲大社とか縁結び、田舎のきれいな星空というのが憧れる。

ただ、田舎暮らしが本当に美しい面ばかりかというと決してそんなことはないと思う。おいしいレストランやスイーツを食べに行ったり、ショッピングや様々な娯楽を楽しむとしたらやはり都会のほうがいい。通院したり、いろいろな用事にも便利。

女性は打算的でもある。同情や恋だけで島根の田舎の男に嫁ぐ気になるのだろうか?

読み進めながら、なんとなく物足りないものを感じた。もう少し心理描写やドラマチックな話を織り込んで欲しかったなぁという感想です。

著者:アサダニッキ 出版社:講談社 

 

広告を非表示にする